Sandals

小物の革細工で靴があるが、講習用にはサンダルの方が作りやすいので、4cm x 2cmのミニサンダルを作った。こうしてページを書くにあったて、Webからの文章を拾ってきた。

人類が最初に使用しただろう履き物、サンダル(sandal)は、足全体を包まず、紐やバンドなどで足に止める履物の総称である。日本においては下駄や草履は、含まれない。

古代オリエント文明や先コロンブス期のメキシコ(フアラチ)発祥、アメリカオレゴン州のフォートロック洞窟で樹皮で編んだ作られたものは、15百年ほど前のものであるとみられている。ギリシア人(ミュール)やローマ人(カリガ)、の履きものは、現代でも利用される革紐を組み合わせた物である。

サンダルには色々な種類がある、つま先が靴内に収まる形状等、だが、基本的に足の少なからぬ面積が露出している。そのため足を守る機能は減ぜられるが通気性に富んでいる。

今日環境対策などを目的とした衣服の軽装化キャンペーンであるクール・ビズの普及に伴って服装規定も緩やかになり、夏場は女性の必須アイテムになりつつある。その一方で、カジュアルファッションの内では男女の別なくそれなりの地位を築いた製品もあり、ただし、かしこまった場での対面が重視される窓口の応対係や外交販売員が着用するのは、特に男性の場合にタブーとされている。

温暖な気候をしている地域の動物の皮革等を利用していた文明では、現在サンダルと呼ばれる履物は、ごく一般的なものであったと考えられる。また草鞋などサンダル状に植物性の素材を編んで作ったものも多岐にわたり、広範囲にその類型が見出せる。その起源に関しては、世界各地の古今や東西を問わずサンダルのような簡素な履物が見出される。

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