2017-04

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チルチルミチル

この子達が、出来上がった時チルチルミチルを想い浮かべた。グリムの童話だったのか、お話の筋も漠然としか覚えていないが、大人になればこのお話が残酷な筋書きだと気付く。木こりの夫婦が食い詰め チルチルミチル男の子と女の子の兄妹を森の中に置...
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アザラシのあっちゃん

最近動物シリーズに手を付けている。「あっちゃん」は一番新しい子で最初の型紙はバランスが悪かった。革細工の一番の難点はカットした後で染色しないとカット面に染料が入らない事だ。色のバランスもあるのでサンプルを作るにも成形の前に染める。こ...
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お猿のもんちゃん

申年に合わせてお猿の「もんちゃん」を作った、カンカン帽を被せたらとっても似合った。お猿から連想するのは、蓑面で去年の秋B子とC子の三人で紅葉を見に行った。残念なことに紅葉には少し遅かったが、私達同様の紅葉目当ての人々で溢れかえっていた。駅前...
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フクロウの福ちゃん

この子は数年前名古屋のビジネスホテルに泊まった時にフロントにいたアイドルの小さな人懐っこいフクロウの福ちゃんをイメージして作った。あんな小さなフクロウを見たのは初めてで、あんな小さいフクロウがいる事を知ったのも初めてだった。十五、六の頃父が...
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貨物電車

高校の教室の窓の外を眺めると、薄茶の砂の運動場の向こうにマッチ箱のような貨物列車が走っていた。ミニチュアでもなく玩具の線路の上を走る電車の大きさでもなく、喫茶店のマッチでもなく、昔懐かしいマッチ箱の大きさの電車が、ガタゴトガタゴトの音ま...
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雪柳

川の土手700m位に木蓮の木が40本ほど植えてあり、それがいっせいに青空に真直ぐにおおきな花が凛と咲く姿が見事だ。木蓮の花びらで水を飲む話を子供のころ読んだ、今以上もっと大きく感じた記憶が蘇る。広い道路を挟んで一段と大きな木があり、その先に...