花のブローチ、イヤリング、ペンダント等々を今まで作ってきた。数えたことも無いが数えきれないほど作ってきたと思う。粘土や、革、布地を使って色々な、色取り取りの花をその時折に作ってきた。大きなものでは、実物大のひまわりの花、小さな物は5mmぐらいの物で、小さな物のほうが得意だ。「何と言う名前のお花ですか?」と質問される時があるが、「ただのお花です。」と答える事にしている。桜とか、梅とか名前を付けると季節や色の制約されるのを避けるためである。造形物を作っていると、花の姿は本当に優れていると思う。花のイメージを思い浮かべて作っていくと何となく花の姿になる。他の物じゃーそうはいかない。あざらしの「あっちやん」を作る時でもそんなに具体的なイメージを描いているわけでも無いが、それでも写真やイラストを参考にしている。随分以前の事だが、音楽祭のために楽器のアクセサリーを作った事がある。その時ギターを作ろうを思い、図書館まで足を運んだ。目の前に本物でなくても、写真とか具体的な物が無いと作れた物ではない。今はネットと言う便利な物があるので、動物シリーズ等作るために図書館などに行かなくても済む。
花の話に戻る。スマホを手にして、やっぱり花だと思う。父が好きで、子供の頃から鳥に囲まれていたので、やはり鳥が好きなのだが、彼等は動く、写真を撮りたいと思った時には、飛んで行ってしまう。その点花は動かない、多少風になびく事があってもだ、今の季節色とりどりの花が咲きみだれて目を楽しませてくれている。