狂い咲きとタイトルにした。あまり良い響きでない言葉だと思ったが、このアジサイの写真を撮ったのが、9月29日なのだ。アジサイ園と銘打ってあるが、まだこれから育っていく過程で、園と言うのは烏滸がましいと思う状況だ。ふと足を運んで9月の末に緑の葉だけの花壇に、ピンク色の花がポツンと咲いていた。花を囲む葉っぱは虫食いの後があり、花も普通のアジサイの5分の1ぐらいだろうか。そこここにアジサイが植えてあって、ここ数年時たまこの場所を訪れるが、まだまだこれからと言うあんばいだ。見事なアジサイ園になるのになるには、どのくらいの年月が必要なんだろうと思う。アジサイは同じ株の花が、薄紅色になって育つ土壌によって色が変化する。英語でHydrangea(ハイドランジア)ラテン語で「水の器」の由来どうりたっぷりしたの水を好む。この9月は雨が多く、野菜の値段が高騰している。この季節外れのの花に、何か関連があるのかもしれない。花弁がたくさん集まっているような見た目をしているが、実は花弁ではなく萼(ガク)で、中心にとても小さいものが本当の花だ。