友人の愛犬が亡くなった。ラインで写真を送ってもらい、作ってみたが毛の長いチワワで、羊の革で表現することは難しく、似てるかと言えば自信がない。そのうえ写真を取られるのが嫌いだったとかで、尻尾は何色か判らなかった。ストラップか、キーホルダーにしようかと思って大きさを決めたのだが、栞にしてみた。最近しおりとか言った言葉を使うことが無いのでと念のため辞書を引いた。【1.枝折から転じて、案内。手引き。入門書。2.読みかけの書物の間に挟んで目印とする、短冊形の紙片やひも。古くは木辺.竹片などでも作った。】とあった。入門のしおりとかは使う、それと同じ字だったのだと改めて知った。「笑われても仕方ない」意外と入門の栞と本の栞、考えると同じ語源なのだ。音も字体もきれだと思う。今時の女の人の名前にもある。このワンちゃんの名前はクッキーだそうだ、可愛がっていたので、こんな物で慰めにはならないだろうが、哀悼の意を私なりに表せたらと思い作った。友人に渡すと喜んでくれた。